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4-9月期の輸入小麦価格は4.6%上昇 円安や天候不順で4期ぶり

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4-9月期の輸入小麦価格は4.6%上昇 円安や天候不順で4期ぶり

 農林水産省は7日、今年4月期(4~9月)の輸入小麦の政府売り渡し価格を主要5銘柄の平均で、昨年10月期に比べ4・6%引き上げ、1トン当たり5万690円にすると発表した。カナダや米国北部の天候不順でパン用の銘柄の需給が締まった上、為替が円安基調で推移したため。

 売り渡し価格は半年ごとに見直しており、値上げは4期ぶり。ただ農水省によると、直近10年の平均価格に比べなお安い水準という。

 5銘柄のうちパンや中華麺用の3銘柄は9・2%上げて5万2710円、うどんや菓子用の2銘柄は5・2%下げて4万6390円。比重が大きいパン、中華麺用の上げ幅が大きかった。

 農水省は、今回の小麦値上げにより食パン1斤当たり1円程度価格を押し上げる可能性があると試算している。

 日本は小麦の国内需要量の約9割を米国、カナダなどから輸入している。買い付け価格に「輸入差益」を上乗せして製粉会社に売り渡している。

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