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東芝の志賀重範会長が辞任 米原発事業、7125億円損失で引責

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東芝の志賀重範会長が辞任 米原発事業、7125億円損失で引責

会見する東芝の綱川智社長=14日午後、東京都港区(古厩正樹撮影) 会見する東芝の綱川智社長=14日午後、東京都港区(古厩正樹撮影)

 東芝は14日、米国の原子力発電事業で生じた損失額が7125億円に上る見通しだと発表した。平成29年3月期連結決算は最終損益で3900億円の赤字とし、1500億円の債務超過を見込む。巨額損失の責任を取り、原子力事業を担当する志賀重範会長が15日付で辞任する。3月末に分社する半導体事業の新会社の株式の過半数の売却を検討し、債務超過の回避を目指す。

 28年4~12月期の最終損益は4999億円の赤字になり、昨年9月末に3632億円だった自己資本は12月末時点でマイナス1912億円になる見通しだ。

 一方、米原子力子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)による米原発建設会社の買収の会計処理をめぐり、WH経営者の不正行為があった疑いが浮上した。

 このため、決算に影響を及ぼす可能性があるとして、正式な28年4~12月期の決算発表は最長1カ月延期することになり、今後の調査次第では業績が大きく修正される可能性がある。

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