産経ニュース

【トランプ大統領始動】安倍首相とトヨタ社長会談へ 米に日本車への「偏見」ただす

ニュース 経済

記事詳細

更新

【トランプ大統領始動】
安倍首相とトヨタ社長会談へ 米に日本車への「偏見」ただす

トヨタ自動車の豊田章男社長 トヨタ自動車の豊田章男社長

 安倍晋三首相と豊田章男社長との会談は、2月10日の日米首脳会談で、日本の自動車業界に対するトランプ米大統領の偏見をただし、「現実路線」に沿った対応を促すための下準備とみられる。米国の雇用創出を掲げるトランプ氏に、雇用や生産を増やしてきた日本企業の実情を示し、貿易摩擦の再燃を防ぐ考えだ。

 「米優先で投資してきた、と必要であればいくらでもいう」

 米国での生産増強を繰り返してきた富士重工業の吉永泰之社長はこう話す。日本の自動車メーカーはこの30年間で米国の現地生産を約14倍に増やした。現在は現地で約150万人を雇用している。各社は生産・雇用で米国経済に貢献したと自負しており、トランプ氏の発言に困惑している。

 自動車の投資計画は、10年先を見据えた長期的な展望を踏まえ、慎重に判断すべきものだ。急に投資を求められても対応は難しい。

 それでも各社は「これまでも、これからも良き企業市民になるため努力する」(トヨタ幹部)と、米国で中長期に安定投資を進める方針だ。トランプ氏の理解を得るために、政官民が連携し、オールジャパンでトップ外交を支えられるかが焦点だ。

このニュースの写真

  • 安倍首相とトヨタ社長会談へ 米に日本車への「偏見」ただす

「ニュース」のランキング