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【釜山・慰安婦像設置】日韓通貨スワップは「信頼関係ないと安定しない」 麻生財務相が再開協議中断で

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【釜山・慰安婦像設置】
日韓通貨スワップは「信頼関係ないと安定しない」 麻生財務相が再開協議中断で

初閣議に臨む麻生太郎副総理兼財務相=6日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影) 初閣議に臨む麻生太郎副総理兼財務相=6日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 麻生太郎財務相は6日の閣議後の記者会見で、年末に韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置された国際法違反への対抗措置として、緊急時にドルなどを融通し合う日韓間の通貨交換(スワップ)協定再開の協議中断を決めたことについて「信頼関係をきちんと作った上でやらないと安定したものにはならない」との認識を示した。

 日韓両政府は平成13年に通貨協定を締結したが、24年に当時の李明博大統領が竹島(島根県隠岐の島町)に上陸するなど日韓関係が冷え込んだ影響で規模が縮小。協定期限を迎えた27年2月、韓国側から延長要請がなかったため終了した。

 ただ、中国景気の減速で韓国経済に大きな影響を与えかねず、国境を越えた景気悪化の連鎖を防ぐために通貨協定が必要だとの見方もあり、昨年8月に再開に向け議論を始めることで合意していた。

 麻生氏は「時間をかけて交渉しましょうという話だった」とし、「今回は当面の処置としてということで中断する」と話した。

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