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【経済インサイド】銀行「窓販」で金融庁、笛吹けども踊らず…保険手数料開示2カ月超でも下がらぬワケ

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【経済インサイド】
銀行「窓販」で金融庁、笛吹けども踊らず…保険手数料開示2カ月超でも下がらぬワケ

 銀行窓口で販売される貯蓄性の高い外貨建て保険商品などの販売手数料の開示が10月から始まって、2カ月以上が過ぎた。銀行が、保険会社から受け取る手数料の高い商品を優先して勧めるケースがあるなどと、金融庁の金融審議会が問題視していたが、開示以降も販売動向に大きな変化はなく、期待された手数料の引き下げも進んでいない。金融庁は生命保険業界との会合で、「こんなことでいいのかと金融庁内はざわついている」と不快感をあらわにした。

 「開示をしても変わらないのかなあ。何か二の矢を(対策として打つ)となっているわけではないが」

 金融庁の幹部は、11月末の保険会社との会合でこうこぼした。

 金融庁は、マイナス金利政策の導入で銀行の収益が圧迫される中、銀行が利幅の大きい保険販売に力を注ぐあまり、顧客ニーズを無視した保険商品の提案に走ることを懸念。手数料の開示を求めた。そこには、これまで顧客には分かりにくかった手数料の透明性が向上すれば、商品選びの判断材料が増え、顧客本位の販売が促進されると同時に、割高な手数料の引き下げにもつながるとの期待があった。

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