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【政界徒然草】小泉進次郎・自民農林部会長「人寄せパンダ」を卒業?農業改革で手腕アピール 周囲から「出来レース」の陰口も…

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【政界徒然草】
小泉進次郎・自民農林部会長「人寄せパンダ」を卒業?農業改革で手腕アピール 周囲から「出来レース」の陰口も…

自民党の農林関係会合を終え、笑顔で記者団の取材に応じる小泉進次郎農林部会長。右は西川公也氏=10月25日、東京・永田町の党本部 自民党の農林関係会合を終え、笑顔で記者団の取材に応じる小泉進次郎農林部会長。右は西川公也氏=10月25日、東京・永田町の党本部

 政府と自民党の利害が激突した農業改革は、JAグループで商社機能を担う全国農業協同組合連合会(JA全農)に組織刷新など年次計画の策定させることで決着した。調整に奔走した自民党の小泉進次郎農林部会長は「農業界の風景は変わった」と自らの手腕をアピールするが、政府が求めた全農改革の肝心な部分は党の農林族に押し切られ大半が見送られた。党内には「人気とりの出来レース」と小泉氏を揶揄する声がくすぶり、全農改革は骨抜きになる懸念が残る。小泉氏の目指す農業改革はむしろ今後が正念場だ。

 「今回は鍛えられましたね。本当に」。小泉氏は11月25日、党の改革案が了承された農業関係合同会議終了後、記者団に、達成感と安堵感がない交ぜになったような表情でこう述べた。

 さらに、党内手続きの経緯に触れ「苦渋の決断がいくつもあった。大きな団体を相手にして切り込んでいこうと、その世界に踏み込んだ者しか分からない、包囲網の張られ方がある。そのすさまじさ、一夜にして状況が一変する怖さがあった」と振り返った。

 小泉氏の言葉から、農林族やJAとの激しい攻防を乗り切り、“人寄せパンダ”から脱して政治家として一皮むけたという強烈な自負を感じさせた。

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