産経ニュース

VR使い「認知症」疑似体験 認知症の状況に身を置き気持ち実感

ニュース 経済

記事詳細

更新


VR使い「認知症」疑似体験 認知症の状況に身を置き気持ち実感

 「レビー小体型認知症」を発見した小阪憲司医師もVRを体験。「言葉で聞いて想像するよりもリアルに見え、認知症の人が見ている風景を理解する助けになる」と評価。一方で、高齢者の精神医療に詳しい和田秀樹医師は「どんな助けが必要なのか家族が知る機会になるが、認知症の主な初期症状の記憶障害の再現は難しい」と指摘する。

 下河原社長は「認知症の人の行動には理由があるのに、症状だけを見て差別しないでほしい。VRの受け取り方は人それぞれなので、自分で接し方を考えてもらえれば」と訴える。今後は専門医の意見も取り入れ、発信を続ける予定だ。

                  

【用語解説】仮想現実

 専用装置で五感を刺激し、コンピューターが生み出す映像世界にいるかのような体験をする技術。英語で「バーチャルリアリティー」といい、頭文字を取ってVRとも呼ばれる。現在はゴーグル型のディスプレーで3D映像や音声を疑似体験する仕組みが主流。最近は多くのメーカーが関連商品の開発に力を入れており、ゲームだけでなく観光や医療など幅広い分野での活用が期待されている。

このニュースの写真

  • VR使い「認知症」疑似体験 認知症の状況に身を置き気持ち実感

関連ニュース

東京ゲームショウが幕張で開幕 過去最多600社出展、最先端VRなどアピール

「ニュース」のランキング