産経ニュース

VR使い「認知症」疑似体験 認知症の状況に身を置き気持ち実感

ニュース 経済

記事詳細

更新


VR使い「認知症」疑似体験 認知症の状況に身を置き気持ち実感

 仮想現実(VR)の端末を使って認知症の人に近い日常を疑似体験する試みが注目を集めている。高齢者向け住宅を手掛ける事業者が今年3月から体験会を開き、延べ千人程度が参加した。認知症の人が陥りやすい状況に身を置いて当事者の気持ちを実感し、どのように手を差し伸べれば良いかを考えてもらう狙いだ。

 心の声を

 10月、千葉県船橋市のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「銀木犀」で行われた体験会には、慶応大商学部の学生ら約20人が参加。数分間のストーリーを3本視聴した。

 まずゴーグル型のVR端末とヘッドホンを装着する。映像が流れると自分が電車の中で座っている感覚に。景色に見覚えはない。「ここはどこで、電車はどこに向かっているのだろう」。思い出せずに焦る女性の心の声がナレーションで流れ、その女性になったような気持ちになる。乗客につられて降りた駅のホームで呆然(ぼうぜん)と立ち尽くしていると、乗客の一人が近づいてきて「どうかしましたか?」。ああ、助かった-。

続きを読む

このニュースの写真

  • VR使い「認知症」疑似体験 認知症の状況に身を置き気持ち実感

関連ニュース

東京ゲームショウが幕張で開幕 過去最多600社出展、最先端VRなどアピール

「ニュース」のランキング