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エプソンがオフィスで再生紙つくる装置開発 世界初、12月から2千万円台で販売

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エプソンがオフィスで再生紙つくる装置開発 世界初、12月から2千万円台で販売

セイコーエプソンの製紙機「ペーパーラボ Aー8000」=30日、東京都新宿区(宇野貴文撮影) セイコーエプソンの製紙機「ペーパーラボ Aー8000」=30日、東京都新宿区(宇野貴文撮影)

 セイコーエプソンは30日、世界初の乾式オフィス製紙機「ペーパーラボ A-8000」(税別予想市場価格、2千万円台前半)を12月から企業や自治体向けに販売すると発表した。オフィス用紙から新しい紙を生産し、名刺やちらしなどとして再利用できる。

 機密文書を裁断したり、車で輸送して処理したりする手間などを省き、セキュリティーの向上や二酸化炭素(CO2)の排出削減につなげる。3年後に100億円の売り上げを目指す。

 ペーパーラボは、独自開発した技術で使用済みの紙を繊維に戻し、用途に応じて結合素材で強度を高めたり、色や香りをつけたりすることが可能。大量の水を使う通常の製法とは異なり、給排水設備は不要だ。再生開始ボタンを押せば、約3分で1枚目の新しい紙が出来上がり、A4用紙なら、1時間当たり約720枚の紙が生産できる。結合素材などにかかるコストは再生紙を購入するよりも割安だという。

 サイズは幅約2・8メートル、奥行き約1・4メートル、高さ約1・8メートル。オフィスのバックヤードでの設置を想定しているが、将来的にはオフィス内で設置できる大きさにまで小型化を進める方針だ。

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