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【中国経済ウオッチ】「個人データが知らぬ間に…」「サイバー攻撃の入り口」…汎用モデルの王者、中国家電IT製品は大丈夫か

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【中国経済ウオッチ】
「個人データが知らぬ間に…」「サイバー攻撃の入り口」…汎用モデルの王者、中国家電IT製品は大丈夫か

中国四川省内にあるスマートフォンの組み立て工場。世界市場で中国メーカーは、格安モデルで高い競争力を握る(AP)=写真のメーカーと本文中のメーカーとは関係ありません 中国四川省内にあるスマートフォンの組み立て工場。世界市場で中国メーカーは、格安モデルで高い競争力を握る(AP)=写真のメーカーと本文中のメーカーとは関係ありません

 今回の問題では、ウェブカメラが攻撃された。今後のデジタル化の方向性は、あらゆる家電がネットワークにつながる「IoT」(インターネット・オブ・シングス)に向かっている。

 センサーなどの機能もついたカメラは、IoTで重要な機能を担うデバイスのひとつだ。ウェブカメラが踏み台となったサイバー攻撃をめぐっては、多くの専門家が「今後も同様の攻撃が起きる可能性が高い」とみて、警鐘を鳴らしている。

 それだけに、Xiongmai側は、今後の防御策の模索につながるような積極的な情報開示が求められていたといえる。

 また、中国企業が得意とする汎用モデルは、膨大な出荷量となるだけに、リコールや問題発生時のユーザーへの影響が多大になる傾向がある。

 大規模な出荷量となる製品・部品の問題をめぐっては、かつて日本メーカーで、ソニーのパソコン向けや、パナソニックの携帯電話向けのリチウムイオン充電池の発火問題が思い起こされる。各社は原因究明や製品改善の努力に加え、膨大な労力を払って顧客対応に努め、ブランドの再興と信頼回復を図ってきた経緯がある。

 そして、韓国サムスン電子のスマートフォンも今夏、同様の発火問題でブランドの危機に直面し、250万台を無償交換する対応に追われた。

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