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【経済インサイド】中国「改善」兆しもつかの間、〝トランプ〟流「日本排除」に疑心暗鬼の建設機械メーカー

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【経済インサイド】
中国「改善」兆しもつかの間、〝トランプ〟流「日本排除」に疑心暗鬼の建設機械メーカー

中国で稼働するコマツの油圧ショベル 中国で稼働するコマツの油圧ショベル

 中国の建機需要は、多くが3月と4月に集中している。コマツの大橋社長は「他の月がいいからといって現時点では何ともいえない。来年の春節(商戦)を待ちたい」と慎重だ。

 一方、ここにきて気がかりな材料も出てきた。米大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏の政策のかじ取りだ。

 トランプ氏は、インフラ投資を経済政策の柱に据えている。大統領選勝利翌日の11月11日、コマツ株は、円安の追い風に米国で建機需要が拡大するとの思惑が加わり、年初来高値をつけた。

 しかし、トランプ氏は選挙運動中、「日本の為替操作でコマツに(米建機大手の)キャタピラーが痛めつけられている」などと、雇用を意識して米製造業に“肩入れ”する姿勢も示してきた。

 東海東京調査センターの大平(おおだいら)光行シニアアナリストは「(トランプ次期大統領は建機業界にとって)基本的にはポジティブにみているが、保護主義が高じて日系メーカー排除に向かう可能性もある」と話す。

 トランプ氏の大統領就任は来年1月。建機市場の回復は本物になるのか、米中の先行きが見え始める来春ごろまで日本メーカーの疑心暗鬼はなかなか拭えそうにない。(井田通人)

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