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シャープ、三原工場の閉鎖を検討 国内拠点再編で

 経営再建中のシャープが、電子部品の生産を手掛ける三原工場(広島県三原市)を2017年にも閉鎖し、福山工場(同県福山市)へ集約する検討を進めていることが23日、分かった。液晶テレビを生産する栃木工場(栃木県矢板市)などの縮小も検討する。

 シャープは台湾の鴻海精密工業の傘下で経営効率化を推進しており、国内拠点再編の一環。従業員の雇用は原則維持する見通し。三原工場などの地元自治体と本格的な協議を進めていく方針だ。

 発光ダイオード(LED)などを製造する三原工場には約300人が勤務。過去の経営再建計画でも閉鎖が検討された経緯がある。主にスマートフォンのカメラ部品を製造する福山工場へ生産を移管するなどして効率化を図る。

 今後も国内の他の生産拠点の再編に着手する可能性がある。栃木工場やスマホ関連製品を担う広島工場(広島県東広島市)のほか、奈良県内の拠点が検討対象となりそうだ。

 シャープは鴻海との提携で収益改善の取り組みを強化しており、17年3月期連結決算の営業損益は3年ぶりの黒字を計画している。

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