産経ニュース

新発10年物国債、取引成立せず 約1年1カ月ぶり 相場の動き乏しく

ニュース 経済

記事詳細

更新


新発10年物国債、取引成立せず 約1年1カ月ぶり 相場の動き乏しく

 19日の東京債券市場では国債相場に動きが乏しかったことなどから、長期金利の指標である新発10年物国債の取引が終日成立しなかった。債券の業者間取引を仲介する日本相互証券によると、1日を通して取引がなかったのは昨年9月24日以来約1年1カ月ぶり。

 この日の国債相場は全体的に取引が低調で、SMBC日興証券の林原由香金利ストラテジストは「米大統領選などイベント待ちの雰囲気もあり、投資家の動きがほとんどなかった」と指摘。日銀は国債買い入れを実施したが、10年債が含まれる残存期間5年超10年以下は対象とならなかったことも10年債の取引が成立しなかった一因とみられる。

 日銀の大規模な金融緩和策を受けた金利低下を背景に日本国債の取引高は低下傾向にある。林原氏は「より利回りの高い外債や社債に資金がシフトしているのではないか」と話した。

関連ニュース

日銀の新たな枠組み2週間、国債購入減額で長期金利が上昇 

「ニュース」のランキング