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住宅ローン金利、底打ちか 日銀の政策転換で マイホーム計画に影響も

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住宅ローン金利、底打ちか 日銀の政策転換で マイホーム計画に影響も

 日銀のマイナス金利政策導入後、過去最低を更新してきた住宅ローン金利がいったん底打ちしたとの見方が強まっている。金融政策の枠組みの見直しで住宅ローン金利の目安となる長期金利が今後、大きく下がらない見通しになったためだ。底打ちしてもローン金利は当面低い水準で推移するとみられるが、住宅購入の判断に影響しそうだ。

 マイナス金利が導入された2月以降、長期金利は0%を割り込んで低下した。代表的な指標の新発10年債の利回りは一時、過去最低のマイナス0・300%を付けた。

 長期金利の低下に伴い、各銀行の主力である固定型10年の住宅ローン金利も徐々に下がった。最大手の三菱東京UFJ銀行は返済能力の高い顧客に適用する最優遇金利を、1月の年1・10%から8月には過去最低の0・50%まで引き下げた。

 しかしその後は、金融緩和策が修正されるとの思惑から長期金利はマイナス幅を縮めた。さらに日銀は21日、金融政策決定会合で政策目標を資金供給量から金利に変更し、長期金利を0%程度に誘導すると決めたため、今後は0%に近い水準で推移する見通しだ。

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