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【経済インサイド】ホントに「観光立国」実現できるのか?入国審査待ちで訪日客が長蛇の列 職員を緊急増員するも「焼け石に水」…

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ホントに「観光立国」実現できるのか?入国審査待ちで訪日客が長蛇の列 職員を緊急増員するも「焼け石に水」…

外国人観光客らで混み合う入国審査場=関西国際空港 外国人観光客らで混み合う入国審査場=関西国際空港

 法務省と財務省は昨年12月、入国審査官計57人、税関職員計51人の緊急増員をを決めたばかり。検査体制の強化を重ねても、「人やモノの出入りが日に日に増えており、対応が追いついていない」(港湾関係者)状況だ。

税関職員の試算見直し

 訪日客は増える一方だ。平成27年は過去最高の約1974万人を記録し、10年前の17年(673万人)に比べて約3倍に膨れあがった。今年に入っても増えており、上期(1~6月)は前年同期比で約3割増えたという。

 一方、全国の入国審査官は今回の緊急増員で2680人、税関職員は9041人となる。10年前に比べると、入国審査官は2倍弱、税関職員は約6%の伸び。3倍という訪日客の増加ペースに比べると、人手不足は否めない。

 政府は訪日客数を32年までに4000万人、さらに42年までには6000万人に引き上げる青写真を描く。

 訪日客の急増は「予想を超える伸び」(財務省)。このため、これまで27年から5年間で税関職員を550~700人程度増やす必要があるとみていたが「今後の対応を検討する」ことにした。法務省も、入国審査官の今後の増員を検討するという。

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