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米FRBが金利据え置き 物価伸び悩み 経済過熱への警戒感も

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米FRBが金利据え置き 物価伸び悩み 経済過熱への警戒感も

21日、米ワシントンで記者会見するFRBのイエレン議長(ロイター) 21日、米ワシントンで記者会見するFRBのイエレン議長(ロイター)

 【ワシントン=小雲規生】米連邦準備制度理事会(FRB)は21日、連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げの見送りを決めた。見送りは6会合連続で、主要な政策金利の誘導目標を0・25~0・5%に据え置く。物価上昇率の伸びが不十分なことなどが理由。ただしFOMCでは経済過熱への警戒感も強まっており、12月の追加利上げが有力視されている。

 イエレン議長はFOMC後の会見で、景気が堅調ななかでも「物価上昇率が目標の2%に戻らないリスクもある」と強調。現状では景気は過熱していないとして、追加利上げに際しては「慎重な手法をとることが適当だ」と述べた。

 FOMC後に発表された声明は「経済活動の成長が上半期の緩やかなペースから加速した」と指摘。さらに失業率が4・9%という低水準で推移していることを踏まえ、「雇用情勢はこれからもいくらかは強くなる」とも予測している。

 一方、声明の採決ではカンザスシティー連銀のジョージ総裁、クリーブランド連銀のメスター総裁、ボストン連銀のローゼングレン総裁が即時の利上げを主張して反対票を投じた。反対が3人に達するのは2014年12月以来14会合ぶり。ローゼングレン氏は最近のインタビューで、商業用不動産価格の上昇に懸念を示していた。

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