産経ニュース

【経済インサイド】職業生かす社会貢献「プロボノ」を人材育成に活用する企業が増えている

ニュース 経済

記事詳細

更新

【経済インサイド】
職業生かす社会貢献「プロボノ」を人材育成に活用する企業が増えている

仕事のスキルを生かして社会貢献活動をする“プロボノ”を人事研修に取り入れる企業が増えている。業務外で得られる異文化体験や刺激で、成長を促す考えだ(インテリジェンス提供) 仕事のスキルを生かして社会貢献活動をする“プロボノ”を人事研修に取り入れる企業が増えている。業務外で得られる異文化体験や刺激で、成長を促す考えだ(インテリジェンス提供)

 プロボノは米国発祥の考え方で、2010年頃から日本でも知られるようになった。支援者の募集や仲介を行うNPO法人「サービスグラント」によると、同法人への支援登録者は東日本大震災以降に増え、現在は約3000人。関心をもつ企業も増えつつある。嵯峨生馬代表理事は「ナマの社会課題を扱うプロボノは、つくられた教材の研修よりはるかに取り組みがいがある。企業の人材育成に貢献する可能性は大きい」とみる。

 今夏は富国生命保険や大日本印刷、日本ユニシスなど異業種5社が集まるプロボノも生まれた。「マタニティーハラスメント」や子供の貧困対策に取り組むNPO法人の活動支援に5社から中堅層の社員が参加。PR活動や集客方法など具体策をNPO法人の関係者とともに練った。

 創立60周年記念事業にプロボノを選んだのは、広告会社のアサツーディ・ケイ。ブレーン(頭脳)とレンタル(貸し出し)をかけ合わせた「ブレーンタル」として8月に、NPOに限らず個人や自治体などの「悩み」を公募した。支援先に決定すれば、社員が解決策を無償で提供する。

続きを読む

関連ニュース

【経済インサイド】金曜日は午後3時に退社…「プレミアムフライデー」は果たして定着するのか? 韓国ではトラブル続きだったが…

「ニュース」のランキング