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【もんじゅ廃炉方針】電力各社はプルサーマル発電頼み、核燃料サイクル維持が経営の制約に

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【もんじゅ廃炉方針】
電力各社はプルサーマル発電頼み、核燃料サイクル維持が経営の制約に

福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」=21日午後(共同通信社ヘリから) 福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」=21日午後(共同通信社ヘリから)

 大手電力は原発停止で代替する火力発電の燃料費負担が膨らみ、業績が悪化。電力小売りの全面自由化で異業種との競争も激化している。コスト削減などの経営合理化も限界に近い。

 電力業界では、もんじゅの廃炉方針に伴う高速炉計画の転換で『政府などがプルサーマル発電の拡大を後押ししてくれるのではないか』との観測も浮上する。だが、MOX燃料は通常のウラン燃料より高価で、大幅な収益拡大にはつながりにくいとされる。安全や電力の安定供給だけでなく、核燃料サイクルの維持という“義務”が加われば、大手電力の経営の新たな制約ともなりかねない。

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