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フィンテック進展で「銀行の支店がなくなる時代に」と麻生氏 「金融庁も対応考えないと…」

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フィンテック進展で「銀行の支店がなくなる時代に」と麻生氏 「金融庁も対応考えないと…」

麻生太郎副総理兼財務相(右)=20日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影) 麻生太郎副総理兼財務相(右)=20日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 麻生太郎財務・金融担当相は21日、東京都千代田区で開催された「フィンテック・サミット」であいさつし、IT(情報技術)と金融を融合した「フィンテック」の進展によって「スマートフォン1台が銀行の支店とほとんど変わらない時代になる」と述べた。その上で「銀行の支店はそのうちなくなる」との見方を示した。

 スマホやビッグデータ、人工知能(AI)などITを駆使した新たな金融サービスであるフィンテックは、新興のIT企業が斬新なサービスを次々生み出し、急速に広がっている。麻生氏は「こういったものが出てくると、それに合わせてシステムが変わる、時代が変わる、多分人も変わらざるを得ない」と語った。

 麻生氏は「時代に合わせてわれわれ金融庁も対応を考えないといけない」と話し、政府は5月に銀行法を改正して、日本でも銀行がIT企業などを傘下に置けるようにするなど、フィンテック分野での成長に向けた規制緩和を推進していることに触れた。

 日本は欧米に比べフィンテック分野で出遅れているとの指摘もあるが、「(新しく発明された)アイデアと(それを現場で使えるようにする)ものづくり技術の両方あって初めて普及してくる。日本はそれがどんどん出てくる場に必ずなってくる」と、今後の成長に期待を示した。

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