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【基準地価】マンション市場は潮目 世田谷は鈍化、郊外は予想以上の反響も

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【基準地価】
マンション市場は潮目 世田谷は鈍化、郊外は予想以上の反響も

 東京都心部の高額物件が好調を持続する一方、世田谷といった人気エリアで売れ行きが鈍るケースが出てきた。苦戦を強いられているはずの郊外部では予想以上の反響がある物件も。「平均値で語れるマーケットではなくなった」との声が上がるように、首都圏マンション市場は新たな局面を迎えつつある。

 全戸の販売価格が2億円を超える「プラウド六本木」(東京都港区)。35戸中、22戸で契約が決まった。野村不動産ホールディングスの山本成幸執行役員は「3億円までの物件はスピード感をもって売れている」と話す。住友不動産の「ガーデンヒルズ四ツ谷 迎賓の森」(新宿区)は、目の前に赤坂御用地の緑が広がる立地環境が注目され、販売戸数に対し30倍を超える問い合わせがあった。希少性が高い場所の高額物件の引き合いは依然として根強い。

 しかし、不動産経済研究所(東京都新宿区)がまとめた8月の市場動向によると、首都圏全体の発売戸数に占める東京都区部の比率はリーマン・ショックの直後である平成20年10月以来の低水準。億ションが先導する市場にあおられる形で手が届きにくい価格帯を形成してきたのが要因だ。

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