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過払金返還請求で消費者金融が大型自己破産 「栄光」が負債209億円で

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過払金返還請求で消費者金融が大型自己破産 「栄光」が負債209億円で

 信用調査会社の帝国データバンクなどによると、神奈川県の地場消費者金融大手の「栄光」が15日に東京地裁に自己破産を申請し、同日破産手続きの開始決定を受けたことが16日わかった。負債総額は約209億円で、7月に民事再生法を申請した山梨県林業公社(260億円余)に次いで今年2番目の大型倒産となる。

 負債の内訳は金融債務の34億円に加え、約3万6800人から請求された過払金返還訴訟による債務が約175億円あるという。最近話題となることが多い「過払金返還請求」が消費者金融会社を直撃した例となった。

 「栄光」は、昭和56年の創業。平成9年度には約64億円の売上げがあったが、その後の貸金業法の改正や多重債務者が社会問題となった影響で、業績が悪化。26年頃からは新規貸付業務を停止しており、先行き改善の見通しが立っていなかった。

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