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「ジャンボジェット」747の生産終了検討 受注低迷で米ボーイング

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「ジャンボジェット」747の生産終了検討 受注低迷で米ボーイング

大型機ボーイング747 大型機ボーイング747

 米大手航空機メーカーのボーイングが「ジャンボ」の愛称で知られる大型機ボーイング747の生産終了を検討していることが28日、分かった。受注の低迷に対応するのが狙い。同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した資料に、十分な受注を獲得できない場合「747の生産終了を決める合理的な可能性がある」と記した。

 機体前方が2階建てになったジャンボ機は大量輸送が持ち味で、1970年の商業飛行開始から半世紀近く活躍してきた。だが、燃費性能が劣ることが敬遠されて、日本航空と全日本空輸などは既に退役させた。遠くない将来に製造の幕を閉じる可能性が大きい。

 ボーイングは現在ジャンボ機の改良型となる747-8型を製造しているが受注が振るわないため、年12機の生産ペースを今年9月から年6機に減らすことを既に公表していた。

 ボーイングによると、今年6月時点でジャンボ機の累計受注数は1543機で、既に計1522機を引き渡した。

 ジャンボ機は日本の政府専用機にも使われているほか、貨物機を日本貨物航空(千葉県成田市)が運航している。85年には、計520人の乗客と乗員が亡くなった日航ジャンボ機墜落事故が起きた。(共同)

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