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20周年迎えたカシオ「電子辞書」 累計で3000万台達成

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20周年迎えたカシオ「電子辞書」 累計で3000万台達成

カシオ計算機が20年前に投入した電子辞書の初代機(右)と最新モデル機=21日、東京都渋谷区(芳賀由明撮影) カシオ計算機が20年前に投入した電子辞書の初代機(右)と最新モデル機=21日、東京都渋谷区(芳賀由明撮影)

 カシオ計算機は21日、電子辞書「EXワード(エクスワード)」の世界累計販売台数が6月末で3千万台に達したと発表した。1996年に本格的な電子辞書を投入して以来、今年で20周年を迎えたカシオは世界シェア約80%(カシオ調べ)の最大手。英和、和英のほか古語辞典、仏語、独語など次第にコンテンツを充実させ、中高生や大学生などの利用率の高さが強みとなっている。

 電子辞書は79年にシャープが市場投入し、81年にはカシオも簡易型を発売するなど参入企業が相次いだ。市場規模はピークの2007年に281万台に達したが、その後は縮小傾向が続き、15年は「100万~120万台」(カシオの太田伸司執行役員)にとどまったもようだ。

 最近はNHKラジオ講座やTOEICなど英語学習機能も強化。英会話専用端末「エクスワード・ライズ」を投入するなど社会人向け市場も開拓している。

 入社以来、初代機から電子辞書開発一筋の大島淳・12商品企画室長は「これからは小学校も重要。海外市場も新規開拓する方針で、市場全体が減っても当社は右肩上がりで伸ばしたい」と意欲をみせた。

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