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東芝、白物家電事業を売却 中国企業傘下でブランド継続 サザエさんCMはどうなるのか

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東芝、白物家電事業を売却 中国企業傘下でブランド継続 サザエさんCMはどうなるのか

東芝の自社開発では最後となるオーブンレンジ「石窯ドーム ER―PD7000」=東京都港区(武田範夫撮影) 東芝の自社開発では最後となるオーブンレンジ「石窯ドーム ER―PD7000」=東京都港区(武田範夫撮影)

 東芝は30日、白物家電事業を中国の美的集団に売却した。東芝の白物家電は昭和5年に電気洗濯機や電気冷蔵庫を開発するなど歴史が古く、フジテレビの国民的アニメ「サザエさん」のCMでも親しまれ、同社の顔といえる存在だった。白物家電事業は東芝本体から離れるが、美的集団は今後40年間、東芝ブランドの使用を継続する。

 東芝は同日、白物家電を開発・製造する「東芝ライフスタイル」の株式80.1%を売却した。今後は美的集団傘下として白物家電事業は継続され、従業員の雇用も維持される。ただ、新商品の企画や開発、調達、販売戦略などは美的集団が主導する。

 テレビなど映像事業については、本体子会社の「東芝映像ソリューション」が開発・製造を行う。

 サザエさんのCMについては「7月は白物家電の宣伝をするが、それ以降は未定」(東芝広報)としている。

 同社の家電事業はコスト競争力のある中国や韓国メーカーの追い上げで業績が悪化、一連の不正会計問題で売却に追い込まれた。東芝の白物家電事業の売却は、日本の電機業界の転換点となりそうだ。

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