産経ニュース

三井住友銀、AIによる金融商品提案へ 脳科学で顧客の投資パターン分析 10月からデータ収集 

ニュース 経済

記事詳細

更新


三井住友銀、AIによる金融商品提案へ 脳科学で顧客の投資パターン分析 10月からデータ収集 

 三井住友銀行が、人工知能(AI)を使って顧客ごとに最適な金融商品を提供していけるよう、顧客の投資行動パターンを脳科学を使ってあらかじめ分析する作業を始めることが11日、分かった。包括契約したNTTデータと研究を行い、分析に向けたデータ取得を10月にも始める。

 これまで取り扱ってきた住宅ローンや投資信託などの金融商品は、新商品が出るたびに顧客にパンフレットを配るなどして勧めてきた。三井住友銀は、今回の研究が実用化できれば、AIを使って顧客一人一人の関心が高い投資分野を事前に絞った上で提案ができるようになり、効率性が格段に上がるという。

 三井住友銀は、経済的な意思決定の特性は脳の機能・構造に基づいているという脳科学の最新の研究成果を踏まえ、実用検証を進める。データ取得のためのアンケートは一部顧客と従業員を対象に行い、事前に了承を得た上で実施する。回答内容に表れない性格なども脳科学の研究を駆使して把握し、投資行動パターンを見極める。

 行動パターンは、「リスクを楽しめる」「リスクは1%でも嫌」といったものから、自分の利益よりも環境問題を優先する「利他的行動」に興味があるなど細かく区分けする。投資に対するリスク許容度の割合も細かく分類する。

「ニュース」のランキング