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ヤフー、「ロボット投信」の販売を検討 AIが株式を運用、低コスト化に強み

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ヤフー、「ロボット投信」の販売を検討 AIが株式を運用、低コスト化に強み

 ヤフージャパンを運営するインターネット検索大手ヤフーが、人工知能(AI)により株式を運用する投資信託商品「ロボット投信」の販売を検討していることが4日わかった。AIが運用を一貫して行う商品は国内で初めてとみられる。各種サイトの検索結果などをAIが分析して投資先を選定する仕組みで、金融庁の審査などを経て商品化する。宮坂学社長は産経新聞の取材に対し、「早いタイミングで(信託商品を)出したい」と述べた。

 ヤフーは昨年11月に買収した投資運用助言会社を通じ、サイト利用者の検索データなどを使い、AIによる株式運用を実験した。平成20年のリーマン・ショック以降、数年間の運用成績を見ると、東証株価指数(TOPIX)の変動幅に比べて、銘柄によって「70%以上も良好」(宮坂社長)だったという。

 これを受け、ヤフーはAIが運用する投信販売を検討。宮坂社長は「投信など株式の運用は人間がしているが手数料が高い。運用・管理をAIが行えば非常にローコストだ」と述べた。

 検索大手各社は、利用者の検索履歴を基に、利用者のニーズにあった広告配信サービスを行っている。ヤフーは豊富な検索結果を基に、投信販売に限らず幅広い分野でサービスを展開する方針だ。

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