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長期金利、初の0% 日銀マイナス金利で急低下 国債利益なし

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長期金利、初の0% 日銀マイナス金利で急低下 国債利益なし

東京債券市場で長期金利が一時ゼロパーセントまで低下し、利率を示す株価ボード=9日午前、東京都中央区(川口良介撮影) 東京債券市場で長期金利が一時ゼロパーセントまで低下し、利率を示す株価ボード=9日午前、東京都中央区(川口良介撮影)

 9日の債券市場で、住宅ローンや企業向け融資の目安で長期金利の代表的な指標である新発10年国債利回りが過去最低の0%をつけた。日銀がマイナス金利の導入を決めたことに加え、世界経済の減速懸念から比較的安全資産とされる日本の国債に資金が集まり、利回りが急低下した。

 最も安全な運用資産とされてきた国債だが、0%の利回りで購入して満期まで保有しても利益は出ない。仮に0%を下回るマイナスとなればスイスに次いで2例目。長期金利がマイナスになれば、お金の借り手が利息をもらえるという異常事態に突入する。年金や保険などの運用で一段の環境悪化が避けられない状況となってきた。

 日銀が1月29日、民間銀行が日銀に預ける当座預金の一部に年マイナス0・1%の金利を課す政策の導入を決めたことを受け、市場で取引される国債利回りに低下圧力がかかっている。すでに今月5日時点で、満期までの残存期間が9年以下の国債は利回りがマイナスになっていた。

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