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【マイナス金利導入】株価、為替に「楽観禁物」 中国経済、原油安など不安は根強く

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【マイナス金利導入】
株価、為替に「楽観禁物」 中国経済、原油安など不安は根強く

株価、為替、長期金利の市場関係者想定 株価、為替、長期金利の市場関係者想定

 日銀のマイナス金利導入を受けて、週明け以降の金融市場では株式や外国為替、債券などの動きが注目される。マイナス金利を背景に円安ドル高が続けば、株式相場の追い風になりそうだ。ただ、中国経済の減速や原油安への警戒感は依然根強く、楽観は禁物との声も聞かれる。

 「年明けからの株価下落がきつかったので、投資家がいったん株式を買い戻すきっかけになった」

 岡三証券の大場敬史シニアストラテジストは、マイナス金利導入が株式相場に与えた影響をこう説明する。日経平均株価は21日に、1万6千円割れ寸前まで下がった。大場氏は「(当面は)この水準を割り込むことはない」とみる。

 一方で大場氏は、マイナス金利が実体経済を大きく変えるとは言えないとして「平均株価の大きな戻りは期待できない」とも指摘した。

 外為市場では、円高の懸念がひとまず和らいだとの見方が多い。マイナス金利導入で日米金利差が拡大するとの思惑から、29日は一時1ドル=121円49銭まで円安ドル高が進んだ東京市場に続き、海外市場でも一時1ドル=121円台後半まで円が下落した。

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