中国資本をめぐっては、米国の一流ホテル買収も相次いでいる。米国内では国の安全保障に悪影響を及ぼす可能性が指摘されるなど警戒感が高まっており、中国包囲網を形成する動きも出始めた。(夕刊フジ)
米ホテル大手「マリオット・インターナショナル」は16日、セントレジスやウェスティンなど有名ホテルチェーンを運営する米同業大手「スターウッドホテル&リゾートワールドワイド」を買収すると公表した。
スターウッドについては中国各社による買収の動きも報じられており、マリオットが中国阻止へ動いた形。買収額は122億ドル(約1兆5000億円)で、買収によりマリオットは世界最大のホテルチェーンとなる。
中国勢の米ホテル買収では、名門「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」が昨年、中国の保険会社「安邦保険集団」に19億5000万ドルで売却することで合意。アールデコ調の装飾を施した重厚な造りで歴代の米大統領が愛用したが、オバマ大統領は中国の盗聴を懸念して今年9月、国連総会時に宿泊先を変えたとされる。
3月に開業したばかりのバカラホテルは、中国の保険会社「陽光保険集団」が2億3000万ドルで取得を決めている。



