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東京駅前に高さ日本一390メートルの高層ビル 三菱地所が建設へ 平成39年完成予定

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東京駅前に高さ日本一390メートルの高層ビル 三菱地所が建設へ 平成39年完成予定

三菱地所「常盤橋街区開発プロジェクト」の完成外観イメージ(日本橋川方面から見た様子)

 三菱地所は31日、JR東京駅前に高さ約390メートルの超高層ビル(地上61階建て)を建設すると発表した。完成すると高さ300メートルの「あべのハルカス」(大阪市)を上回り、日本で最も高いビルになる。総事業費は土地の評価額も含めて1兆円を超える巨大プロジェクトで、平成39年度に完成する予定だ。

 都内の建築物では、虎ノ門ヒルズ(255メートル)や東京都庁第一本庁舎(243メートル)などを超える。国際NPO(民間非営利団体)の高層ビル・都市居住協議会によると、世界で最も高いのはブルジュ・ハリファ(アラブ首長国連邦)の828メートル。現在のランキングでは三菱地所の新ビルは世界20位前後にあたるという。

 建設予定地は、東京駅日本橋口に隣接し、東京都千代田区の常盤橋地区(大手町2丁目など)にある約3万1400平方メートルの敷地。現在は日本ビルや、JXホールディングスの本社が入るJXビルなどがある。

 三菱地所は、現在のビルなどを取り壊して、10年超をかけて大小2つの超高層ビル(低いほうは約230メートル)を建設し、大規模なイベントを開催できる7千平方メートルの広場も整備する計画だ。予定地周辺には、日銀など主要な金融機関が集積しており、国際競争力強化を図るための金融センターや都市観光といった機能を持たせる。

 31日に記者会見した三菱地所の杉山博孝社長は「世界の都市間競争が激しいといわれる中で、世界の人が『東京といえば常盤橋』と思い浮かぶような街にしたい」と述べた。

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