産経ニュース

帝人、人工関節事業に参入 ナカシマメディカルに50%出資

ニュース 経済

記事詳細

更新


帝人、人工関節事業に参入 ナカシマメディカルに50%出資

 帝人は23日、人工関節を製造・販売するナカシマメディカル(岡山市)に出資し、同事業に参入すると発表した。ナカシマの親会社が4月1日に実施する約15億円の第3者割当増資を引き受け、株式の50%を取得。同日付で「帝人ナカシマメディカル」に社名変更して再スタートを切る。

 帝人の素材技術や医療事業の販売網を生かし、2013年度には30億円だった売上高を20年には100億円に拡大するよう目指す。

 ナカシマは、船舶用プロペラを製造する親会社の研磨などの加工技術を基に08年に設立し、変形性関節症患者らを対象にひざや股関節の製品を展開。米国を中心に海外で売り上げを伸ばしているが、国内シェアは3%程度にとどまる。

 一方、帝人は、手術の止血に使うシート状接着剤を開発するなど体になじみやすい素材の研究を進めている。医療事業では超音波骨折治療器などを整形外科に販売しており、素材・医療両分野の強みを生かして国内外で事業を拡大できると判断した。

「ニュース」のランキング