産経ニュース

日本の高速鉄道走らせろ! 官民で中国の安値攻勢に対抗

ニュース 経済

記事詳細

更新


日本の高速鉄道走らせろ! 官民で中国の安値攻勢に対抗

台湾高速鉄道の車両=台湾・高鉄台中駅(今野顕撮影)

 新興国を中心にプロジェクトが相次ぐ高速鉄道計画をめぐり、日本と欧州・中国勢の受注競争が熱を帯びてきた。特に猛スピードで「鉄道外交」を繰り広げる中国は、建設費の安さを武器に攻勢をかけている。日本もJR4社を中心に新組織を立ち上げるなど、受注獲得に向けた動きを強めている。高速鉄道技術は、安倍晋三政権が成長戦略に掲げるインフラ輸出の「大きな柱になる」(国土交通省幹部)と期待されるだけに、官民一体になった「総合力」が問われそうだ。

トップが鉄道外交

 中国は、アジアやアフリカをはじめ、世界規模でインフラ事業への関与を拡大させる構えをみせている。その要となるのが鉄道分野だ。すでにトルコでは高速鉄道事業に参加し、建設を請け負っているとされる。 さらに習近平国家主席は今年9月に訪問したインドでモディ首相と会談し、高速鉄道への協力を約束した。10月には李克強首相がロシアを訪問し、メドベージェフ首相と会談。ロシアが計画している100億ドル規模の高速鉄道計画に中国企業が参画することで一致した。

 高速鉄道事業での中国の強みは価格競争力だ。海外勢に比べて建設コストは半分程度とされ、これを武器に受注活動を優位に進めようとしている。

このニュースの写真

  • 日本の高速鉄道走らせろ! 官民で中国の安値攻勢に対抗

「ニュース」のランキング