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アサヒビールが老舗料亭「なだ万」買収で最終調整 創業家から株取得へ

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アサヒビールが老舗料亭「なだ万」買収で最終調整 創業家から株取得へ

 アサヒビールが、老舗料亭「なだ万」を買収することで最終調整していることが14日、わかった。創業家から発行済み株式の過半数を取得する方針だ。アサヒは大手居酒屋チェーンやファミリーレストランなど外食大手への出資を拡大させているが、外食企業自体を買収するのは初めて。なだ万の海外展開を支援する考えだ。

 なだ万は1830年創業で180年を超える歴史を持つ。万博での出店なども多く、日本料理を代表する老舗料亭として知られる。外食店を国内で27店、シンガポールなどの海外で7店舗を展開するほか、百貨店などで弁当や総菜を販売する「なだ万厨房ショップ」を運営している。資本金は4100万円で、昨年度の売上高は約150億円だった。

 買収額は明らかになっていないが、買収後はアサヒが代表権をもつ会長や役員、幹部社員を送り込み、経営を指導する。和食がユネスコの無形文化遺産に登録される他、クールジャパンなどで世界からの注目を集め、なだ万の海外進出拡大の期待も高まる中で、出店をサポートする。

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