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原油先安感で始まったサウジの「シェール潰し」 OPEC静観、11月の総会注目

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原油先安感で始まったサウジの「シェール潰し」 OPEC静観、11月の総会注目

 下落基調が続いている原油価格の先安観が強まっている。中東などの産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)の価格防衛の動きが鈍いためだ。産油国にとって原油安は痛手だが、「シェール革命」で急増する米国産原油を牽制(けんせい)するため、価格維持の減産に動かないとの見方が広まっている。原油安が長期化すれば、採算割れで米国のシェールオイル開発に歯止めがかかる可能性がある。原油安をどこまで容認するのか、11月27日開催予定のOPEC総会が注目される。(宇野貴文)

 27日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、指標となる米国産標準油種(WTI)12月渡しが一時1バレル=79・44ドルに下落。今月16日につけた約2年4カ月ぶりの安値(79・78ドル)を更新した。

 ロイター通信によると、米投資銀行最大手のゴールドマン・サックスは2015年第1四半期のWTIの価格予想を従来の1バレル=90ドルから75ドルに引き下げた。

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