産経ニュース

【清水満のスポーツ茶論】還暦の若大将も「高校野球が原点」 前巨人監督・原辰徳さん

ニュース コラム

記事詳細

更新

【清水満のスポーツ茶論】
還暦の若大将も「高校野球が原点」 前巨人監督・原辰徳さん

前読売巨人軍監督の原辰徳氏(早坂洋祐撮影) 前読売巨人軍監督の原辰徳氏(早坂洋祐撮影)

 そんな原さんが先月22日に60歳、還暦を迎えた。昔なら“隠居のじいさん”だが、依然“若大将”だ。

 「年齢は関係ない。いつも“高校野球ぐらいのチャレンジ精神”を照れずに持つべきです」

 新たな挑戦はゴルフのシニアツアー。先月末『熊本・阿蘇シニアオープン』。最終日の1番(パー4、328ヤード)でワンオンさせてイーグル。117人中59位で堂々のデビューである。

 自己ベストは「66」。04年に相模原GC、16年に戸塚CC(いずれも神奈川)のクラブチャンピオンに輝いた。以前、49歳で野球界を引退、50歳でゴルフの全米シニア挑戦という夢を持っていたが、10年遅れで“夢の続き”。次戦は「ファンケルクラシック」(17日開幕、静岡・裾野CC)。老いない?姿があった。

 シニアツアーを主管する日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長は「原さんは“球さばき”がうまい。シニアで十分に戦える」。低迷するゴルフ界への新風を期待していた。

 もっとも原さんの本業は野球。目下、不振にあえぐ巨人の姿がある。“3度目の監督復帰説”には?

 「それはあくまで他動的なことですから…」と。“他動的”という言い回しを原流に翻訳すれば、“依頼があれば、やぶさかではない”とも取れるが…。

 高校野球を原点に常にチャレンジ精神を忘れず次の行動を誘ったのが原流。人生100年時代、シニア世代の人々にも、大いに刺激を受ける生き方である。

「ニュース」のランキング