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【石平のChina Watch】相次ぐ関係者の自殺、事件から見る負債問題の時限爆弾 砂上の楼閣である「中国の経済成長」を待ち受けるものとは?

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【石平のChina Watch】
相次ぐ関係者の自殺、事件から見る負債問題の時限爆弾 砂上の楼閣である「中国の経済成長」を待ち受けるものとは?

中国の習近平国家主席。「負債問題」が中国経済に重くのしかかる=今年5月、北京(AP) 中国の習近平国家主席。「負債問題」が中国経済に重くのしかかる=今年5月、北京(AP)

 先月、中国で「負債問題」を起因とする事件が相次いで起きた。

 例えば同15日、大連工作機械集団有限公司の陳永開会長は、銀行からの巨額な融資を返済せずに姿をくらまし、公安部から指名手配されることとなった。当該集団公司の負債額がどれくらいかといえば、それは200億元(約3324億円)であった。

 同19日、広東省中山市に本社を置く、華帝燃具有限公司が億元単位の負債を返済せず、経営責任者も逃げたため、広東中山第二人民法院(裁判所)から資産差し押さえの処分を受けた。

 同22日、山東省臨清市康荘鎮で1人の地方公務員が負債問題のトラブルに巻き込まれて自殺した。康荘鎮人民代表大会副主任を務める馬東斌さんは地元企業、天脈公司の負債の連帯保証人となった後、当該企業が債務不履行で倒産。連帯責任を追及された馬さんは苦しんで悲劇的な首つり自殺を遂げたのである。

 以上のような事件から浮かび上がってきたのは、中国で深刻化している「企業負債」の問題である。このような巨額な負債で苦しんでいる企業はいくらでもある。

 例えば同月、山東省浜州市の有力企業である斉星集団が債務不履行で破産を検討したところ、国有の投資会社が債務を肩代わりし、救済したことがニュースとなったが、当該企業集団の負債額は、やはり100億元に上った。

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