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【主張】都市直下地震 機能不全に冷静な行動を

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【主張】
都市直下地震 機能不全に冷静な行動を

 帰宅困難者が都市の道路や橋に集中する状態は、転倒などの恐れもあり危険である。地震で建物が傷み、余震が続く状態ではなおさらだ。企業に対し社員の安全確保などさらなる周知が欠かせない。働く側も日頃から代替ルートを想定しておきたい。

 断水も生じた。この点、自治体が給水所などの情報をホームページで積極的に発信していることは望ましい。信頼できる情報が多いほど住民は安心できる。飲料水が一時的に店頭からなくなったように、情報が少ないとパニックにもつながりかねない。

 平成7年の阪神大震災も都市部を襲った。今回の地震は規模が阪神より小さい。単純に比較はできないが、人々の行動には冷静さも目立つ。スマートフォンなどで情報を容易に入手できるようになった効果もあろう。

 今回の被災地に限らず、それぞれの家庭に水や食料、カセット式ガスコンロなどの備蓄が必要であることを、改めて認識したい。地震大国に住んでいることを、忘れてはならない。

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