産経ニュース

【主張】2040年 持続可能な社会保障築け

ニュース コラム

記事詳細

更新

【主張】
2040年 持続可能な社会保障築け

 健康寿命の延伸やIT活用などの生産性向上によって、この要員増を多少は抑制できるだろう。

 しかし、少子高齢化で日本全体の就業者数が900万人以上減る見通しになっている。医療福祉分野だけ、政府が見込んでいる就業者数を確保するというのは現実的でない。

 外国人労働者の活用拡大を求める声はあるが、他国も介護人材を求めており、限界がある。

 こうした事情を踏まえれば、高齢者が一定のエリアに集まり住むなど、多面的な政策を組み合わせて対応していくしかなかろう。

 40年頃には高齢者の1人暮らしがさらに増え、社会状況は今とは大きく異なってくる。

 国民の「住まい方」を見つめ直し、若い頃から生活習慣の改善に励み健康を維持することも欠かせない。これまでの社会保障政策の枠組みにとらわれない発想が、求められている。

「ニュース」のランキング