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【日曜に書く】荻村伊智朗ありせば…なぜスポーツはルールを定めているのか 論説委員・佐野慎輔

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【日曜に書く】
荻村伊智朗ありせば…なぜスポーツはルールを定めているのか 論説委員・佐野慎輔

4日の世界卓球団体戦女子準決勝、南北合同チーム「コリア」戦の第2試合でキム・ソンイに競り勝ち、感極まる石川佳純=ハルムスタード(共同) 4日の世界卓球団体戦女子準決勝、南北合同チーム「コリア」戦の第2試合でキム・ソンイに競り勝ち、感極まる石川佳純=ハルムスタード(共同)

 荻村さんは規則、決まりに従って事を進めた。そこに夢や思い入れはあっても、支配や抑制といった無理はない。昔、聞いた凜(りん)とした口調を思い出す。

 今年の世界卓球。準決勝で対決した日本は合同チームに勝利した。キャプテン石川佳純は北朝鮮選手のカットに苦しみながら勝利、大粒の涙を流した。

 「大きなハプニングでプレッシャーはありました」

 押しつぶされそうな思いから解放された涙である。もし日本が負けていたなら、ITTF幹部はどう反応しただろう。

 選手に負担をかける行為は論外である。なぜスポーツは「決まり」「規定」としてルールを定めているのか。荻村さんなら言うかもしれない、雰囲気に流された追従など無責任だと。(さの しんすけ)

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