産経ニュース

産経抄 4月8日

ニュース コラム

記事詳細

更新


産経抄 4月8日

 ▼母子の情愛に迫った『母をたずねて三千里』があり、死と隣り合わせの戦争の無情を描く『火垂(ほた)るの墓』があった。後輩の宮崎駿監督とともに世に問い続けた作品群の底には、見る者の感情を揺する繊細な何かが流れている。いつまでも作品が古びぬゆえんである。

 ▼『となりの山田くん』は労作だったらしい。宣伝文句は「制作は順調に遅れています」だった。一コマたりとも細部まで手を抜けない高畑さんらしい挿話である。タイトルを聞けば映像が浮かぶ。高畑作品を親として育った、そんな人も多かろう。

関連ニュース

「ニュース」のランキング