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【主張】民進・希望の合流 元に戻って何をするのか

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【主張】
民進・希望の合流 元に戻って何をするのか

 元の鞘(さや)に収まって何をしたいのか。国会のさなかに再燃した新党構想の最も肝心な点が見えてこない。有権者の期待を集められるだろうか。

 3カ月前、統一会派構想を頓挫させた民進党と希望の党が、今度は合流による新党結成へ動き出している。

 民進の大塚耕平代表が昨年の衆院選時に3分裂した旧民進勢力の再結集を呼びかけた。立憲民主党は「合従連衡しない」と断ったが、希望の執行部は合流の協議入りに賛同し、近く両院議員懇談会にはかる方針だ。

 各種世論調査で、民進と希望の支持率はかなり低い。

 このままでは立ち枯れてしまう。来年には統一地方選挙と参院選が迫る。合流で何とか戦えないか。衆参両院で野党第一党になり、国会運営の主導権を握れば、支持率で水をあけられている立憲民主を見返せるのではないか。

 焦りと同時に、そんな思惑も見え隠れするが、楽観的かつ無責任な印象をぬぐえない。

 政党が生き残りを図って離合集散するのは珍しくない。だとしても、稚拙な進め方ではないか。

 民進の大塚氏は「中道的な『新しい民主党』を結党したい」という。ところが大塚氏は、左派色の濃い立憲民主の枝野幸男代表に「野党第一党の党首に、中心になってほしい」と呼びかけた。

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