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【葛城奈海の直球&曲球】ひたひたと迫る危機をるため「北」の漂着船の展示望む

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【葛城奈海の直球&曲球】
ひたひたと迫る危機をるため「北」の漂着船の展示望む

日本海の大和堆周辺海域に出現した北朝鮮籍の木造船=平成29年9月(海上保安庁提供) 日本海の大和堆周辺海域に出現した北朝鮮籍の木造船=平成29年9月(海上保安庁提供)

 海保によると、昨年の漂着・漂流船のうち遺体確認は35体、生存者は42人。だが、これ以外に生存者がいなかったと断言できるだろうか。工作員であれば助けを求めることもあるまい。地域住民たちは不安を抱きながら、その危機感が全国的に共有されないことにさらなる不安を募らせている。

 また、生存者は貴重な情報源だ。摩擦を恐れ早期に帰国させるのではなく腰を据えて拉致被害者情報はじめ北の生情報を収集すべきである。

 漂着船は、捜査が終わり次第、自治体が環境省の予算で処分することになっている。が、百聞は一見にしかず。ひたひたと迫る危機を少しでも実感するためにも、漂着船の東京、大阪などでの展示を望む。

                   

【プロフィル】葛城奈海

 かつらぎ・なみ やおよろずの森代表、防人と歩む会会長、キャスター、俳優。昭和45年東京都出身。東京大農学部卒。自然環境問題・安全保障問題に取り組む。予備役ブルーリボンの会広報部会長、林政審議会委員。著書(共著)に『国防女子が行く』(ビジネス社)。

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