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【視線】韓国に怒りを伝えるためには 論説委員兼政治部編集委員・阿比留瑠比

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【視線】
韓国に怒りを伝えるためには 論説委員兼政治部編集委員・阿比留瑠比

韓国・江陵の五輪競技場近くの湖のほとりに建つ慰安婦像=2月14日(桜井紀雄撮影) 韓国・江陵の五輪競技場近くの湖のほとりに建つ慰安婦像=2月14日(桜井紀雄撮影)

 韓国が慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」をうたった日韓合意をないがしろにし、再びゴールポストを動かそうとし始めたことに対し、日本政府内では「けしからん」との声が飛び交っている。その中で、ある外務省幹部がこう述べているのが目についた。

 「韓国は、日本がどれだけ不快に思っているかを理解していないのが問題だ」

 別の外務省幹部は以前、「韓国に日本政府は怒っているといくら言っても、なかなか伝わらない」と嘆いていた。これは、彼我の文化の違いがあるのだろう。

 月刊『正論』3月号で、麗澤大の西岡力客員教授と対談した際に、西岡氏が次のように強調していたのが印象深い。

 「日本人は100のことを言いたい場合は50のことを言う。相手が50のことを話したら『本当は100、言いたいのだな』と忖度(そんたく)するわけです。でも、韓国人は逆なのです。韓国人は100のことを伝えたいときに200を言います。相手が200を言ったらそれを100と受け止める」

 つまり、日本が100の怒りを50の表現で訴えても、韓国にはその半分の25程度だと受け取られてしまうのである。

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