産経ニュース

【正論】五輪の裏で進む米韓同盟の腐食 東洋学園大学教授・櫻田淳

ニュース コラム

記事詳細

更新

【正論】
五輪の裏で進む米韓同盟の腐食 東洋学園大学教授・櫻田淳

東洋学園大学の櫻田淳教授 東洋学園大学の櫻田淳教授

 ≪露骨な「政治性」は類例がない≫

 平昌冬季五輪が閉幕した。これにパラリンピックを加えた「平昌2018」の催事は、それが帯びる濃厚な「政治色」において、過去数十年でも類例のないものであろう。平昌五輪という舞台の上で、「南北融和」という大義を確認し、「米朝対話」の実現という政治目的を追求しようとした文在寅韓国大統領の姿勢を前にすれば、露骨な「政治性」が指摘されても不思議ではあるまい。

 事実、五輪開会式直後、マイク・ペンス米国副大統領の発言を念頭に置き、文大統領は「米国も北朝鮮との対話を模索している」という機運を盛り上げようとした。

 もっとも『日本経済新聞』(電子版、2月15日配信)によれば、ペンス副大統領は「核・ミサイル開発を断念するまで米国の対北朝鮮政策に変更はないと表明した。北朝鮮が完全かつ検証可能な形で核放棄をすることで初めて『我々や国際社会は北朝鮮への態度を変更することができる』との認識を示した」とのことである。

続きを読む

関連ニュース

「ニュース」のランキング