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【主張】平昌五輪閉幕 東京の成功へひた走ろう

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【主張】
平昌五輪閉幕 東京の成功へひた走ろう

閉会式で入場する日本選手団。過去最多の13個のメダルを獲得し、熱戦の幕を閉じた=25日、平昌五輪スタジアム(納冨康撮影) 閉会式で入場する日本選手団。過去最多の13個のメダルを獲得し、熱戦の幕を閉じた=25日、平昌五輪スタジアム(納冨康撮影)

 平昌冬季五輪が閉幕した。次は2年後、東京夏季五輪である。東京の成功に向け、平昌の教訓と反省を生かしたい。

 当初は大会の盛り上がりが懸念されたが、特に日本国内では羽生結弦、小平奈緒、高木姉妹らの金メダルや、高梨沙羅、カーリング選手らの泣き笑いが感動を呼んだ。やはり主役は選手である。東京五輪でも、その成否は日本選手の活躍が鍵を握る。

 平昌の日本選手団は、冬季五輪史上最多だった長野五輪を上回る13個のメダルを獲得した。特筆すべきは、金3個を含む6個のメダルを手にしたスピードスケートの健闘である。ソチ大会メダル0の惨敗からの立て直しは、ナショナルチーム(NT)の編成による徹底的な強化がもたらした。

 招聘(しょうへい)したオランダ人コーチの下で技術を磨いた女子団体追い抜きの優勝がその代表例だろう。NTでの強化は、競泳や卓球などでも成果を挙げている。東京を最高の大会とすべく、国は選手強化への関与を、さらに深めてほしい。

 ドーピング問題は依然、五輪に垂れ込める厚く重い暗雲である。平昌大会にスポーツ大国ロシアは自国の選手団を送り込むことができなかった。ソチ五輪における国ぐるみの不正を認めないためで、このままでは、東京大会からも排除される。正常化を急ぐにはスポーツ界が毅然(きぜん)とした態度を貫くことである。安易な妥協は、事態を混乱させるだけだ。

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