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【正論】なぜ親方は101人もいるのか、なぜ首相は平昌五輪開会式に行ったのか…国家を強くする「常識」を持とう 筑波大学大学院教授・古田博司

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【正論】
なぜ親方は101人もいるのか、なぜ首相は平昌五輪開会式に行ったのか…国家を強くする「常識」を持とう 筑波大学大学院教授・古田博司

会談の冒頭、握手をかわす安倍首相と韓国の文在寅大統領=9日、韓国・平昌(代表撮影・共同) 会談の冒頭、握手をかわす安倍首相と韓国の文在寅大統領=9日、韓国・平昌(代表撮影・共同)

 私がよく、「国家理性」という言葉を使うのもそのためだ。アングロ・サクソンという民族のすごいところは、「国益」ということで大多数がちゃんと動くことである。ユダヤという民族のたくましいところは、異民族が行きかうあんな廊下のような地形で、紀元前に追い出されたのに、もう一度戻ってきて、今度は「生存」という国家理性を持ったことである。

 そのハードがアメリカとイスラエルという国家であり、グローバル化したサバイバルの世界で、両者が緊密になっていくのは新時代の「因果のストーリー」である。

 では、日本の国家理性は何か。天皇陛下の存在から学んで「永続」が良いと思う。古代イスラエルにヒビという民族がいた。モーセとヨシュアの軍に負けて、井戸など水専門の奴隷にされてしまうが、ユダヤ教を受け入れて200年後、神の家も置かれる有力なギベオン人として再生した。歴史の「因果のストーリー」は「今」に教訓として使える。(筑波大学大学院教授・古田博司 ふるたひろし)

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