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【主張】文在寅大統領 「連携と圧力」行動で示せ

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【主張】
文在寅大統領 「連携と圧力」行動で示せ

会談の冒頭、握手をかわす安倍首相と韓国の文在寅大統領=9日、韓国・平昌(代表撮影) 会談の冒頭、握手をかわす安倍首相と韓国の文在寅大統領=9日、韓国・平昌(代表撮影)

 安倍晋三首相が平昌冬季五輪の開会式出席に先立ち、韓国の文在寅大統領と会談した。

 両首脳は北朝鮮に核開発を放棄させるため、日米韓3カ国が連携し、圧力を最大限まで高める方針を確認した。

 ペンス米副大統領も文氏との会談でこうした認識を共有した。

 五輪を機会とする3つの首脳級会談で、日米韓が北朝鮮と向き合う基本姿勢と結束の重要性を確認できた。だが、実行が伴わなければ意味はない。

 とりわけ、南北融和に大きく傾斜する文氏には、日韓、米韓会談で表明した対北圧力を約束通り進めることを求めたい。

 首相は会談で、北朝鮮に核・ミサイル戦力を放棄させるには、圧力を高めていくしかないとの立場から、国連制裁決議の厳格履行が重要と強調した。

 五輪を契機とする北朝鮮の「ほほ笑み外交」に惑わされるように、文政権は北朝鮮の五輪参加に伴う南北往来で制裁にいくつもの「例外」を作った。

 北朝鮮がなぜ、融和姿勢を演出しているのか。制裁で孤立し、経済的に追い詰められていることが大きな要因だと認識すべきではないか。

 五輪開催中、定例の米韓合同軍事演習は延期となり、北朝鮮が芸術団や応援団を派遣するなど、緊迫した事態が去ったかのような雰囲気がある。

 だが、北朝鮮は核・ミサイル開発を停止していない。首相は、北朝鮮問題は五輪後が正念場になるとの認識を示した。パラリンピック後には当然、米韓演習があるが、北朝鮮はそれを口実に挑発姿勢を強める恐れがある。

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