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【異論暴論】正論3月号来月1日発売 追悼特集・西部邁の死 日本人に生き方と保守問う

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【異論暴論】
正論3月号来月1日発売 追悼特集・西部邁の死 日本人に生き方と保守問う

 今月21日、自ら命を絶った保守思想家の西部邁氏は単に自殺を賛美した人物ではない。ただ、どのように死ぬかも生き方の一つだと捉えていた。3月号の追悼特集では、西部氏の教え子でもある京都大名誉教授、佐伯啓思氏が「他にはありえない残された唯一の方途として選び取られたその死に対して、他人が口を差し挟む筋合いではあるまい」と書いた。

 評論家の富岡幸一郎氏は「自らの死を通して…われわれの『生き方』さえも問われているように思われる」と書いている。西部氏が問おうとした「われわれの『生き方』」とは何か。3月号を読んでほしい。

 西部氏の肩書は「元東京大教授」「評論家」などさまざま考えられるが、ここではあえて「保守思想家」と書いた。日本でまだ「保守」という言葉がマイナスイメージで語られていた時代から、保守とは何か考察し、プラスの理念に変えた西部氏の功績を、麗澤大学教授の八木秀次氏は「『保守』を理論化し、普遍化した」と評価する。

 もう一方の保守論壇の巨頭、西尾幹二氏が書く「わが好敵手への別れの言葉」も必読。(菅原慎太郎)

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