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【主張】「謝罪碑」判決 虚偽がまかり通っている

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【主張】
「謝罪碑」判決 虚偽がまかり通っている

故吉田清治氏の謝罪碑(上)と奥茂治被告がその上に貼り付けた後、剥がされた石板(下)=2017年7月、韓国・天安市の国立墓地「望郷の丘」 故吉田清治氏の謝罪碑(上)と奥茂治被告がその上に貼り付けた後、剥がされた石板(下)=2017年7月、韓国・天安市の国立墓地「望郷の丘」

 これが韓国における、裁判の姿なのか。

 朝鮮半島で女性を「強制連行した」と虚偽を言い募った故吉田清治氏の「謝罪碑」を無断で書き換えた行為が公用物損傷罪などに問われた元自衛官、奥茂治被告に、韓国の大田地裁天安支部は懲役6月、執行猶予2年の有罪を言い渡した。

 公的施設にある物件を「損傷」したことを重くみたものだ。問題は被告が、審理や判決の詳細を把握できなかったことにある。

 問題の碑は、韓国中部・天安市の国立墓地「望郷の丘」に1983年、吉田氏が建立した。「強制連行」を指揮した一人として謝罪文を刻んだものだ。

 碑の建立時に朝日新聞は土下座する吉田氏の写真付きで報じたが、現在では同紙も吉田証言は虚偽だったと認め、関連記事を取り消している。強制連行説の破綻にもかかわらず、韓国では嘘がまかり通っているのだ。

 奥氏は昨年3月、石板を貼り付け「強制連行」の謝罪文を「慰霊碑」という文言に変えた。吉田氏の長男から委任を受け、「韓国人が吉田証言の嘘を知るきっかけになれば」という動機だった。

 奥氏は碑文改変の事実は認めたが、肝心の主張が判決にどう影響したか、判然としない。

 公判は昨年12月、検察側が懲役1年を求刑して即日結審した。最終意見陳述で奥氏は「碑文が虚偽であることは日本などで認定されている」と訴えたが、この部分は通訳されなかった。

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