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【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】(1)日本ほど「お人よし」の統治者はいない

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【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】
(1)日本ほど「お人よし」の統治者はいない

旧朝鮮総督府庁舎(後方)と光化門=72年、韓国ソウル市 旧朝鮮総督府庁舎(後方)と光化門=72年、韓国ソウル市

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 もちろん、統治者と被統治者が同じ歴史観を共有することなどあり得ない。韓国は、この時代を日帝時代と呼び教科書には数々の“悪行”を言葉を極めて罵(ののし)り「民族抹殺」と書いて子供たちに教えた。

 何しろ、華夷秩序の中華思想(小中華)が染みついた民族である。儒教文化的に劣っている連中だ、と「上から目線」で見ていた日本人に支配されてしまったのだから怒りは倍加する、悪いことは全部「日本のせい」となって事実でないことまで妄想は膨らんでしまう。揚げ句、「日帝」に関わったというだけで子々孫々まで指弾され、財産も取り上げられた。慰安婦問題や徴用工問題など、国同士で約束したことを平気でホゴにし、世界中に日本の悪口を言いふらし続ける…。

 もうウンザリではないか。確かに日本が必要以上に“がんばった”のは単なる善意ではなく当時の為政者が「日本の国益にかなう」と判断したからだろう。他民族を統治する上では強圧的な行為や差別がなかったとは言わない。つらい目に遭ったり、屈辱を感じたりした人も多かったと思う。

 だが、すべてを「ゼロ」、あるいは「マイナス」としてバッサリ斬り捨ててしまうのは、お互いのためにはならないし、未来志向でもない。

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